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文字属性
太字、斜体、取り消し線の属性は完全にサポートされています。 小さい大文字、大文字、網掛けの属性は、太字の文字として呼び出されます。 外枠は斜体として、隠し文字は普通の文字として呼び出されます。 Lotus Notes では、下線は 1 種類しかないので、連続下線、点線、単語下線は下線付き文字として呼び出されます。 上付きと下付きはサポートされています。 フォントサイズと色は正しく呼び出されます。
文書と段落の余白とインデント
Lotus Notes では、段落の左端、行の最初のインデント、タブはページの左端からの相対的な距離です。これに対して、ワードプロセッサのファイルでは、これらは文書の余白からの相対的な距離です。 呼び出し時には、Lotus Notes 文書の左余白設定に、呼び出す段落の左余白と段落のインデントの設定を加算して、段落の左余白が計算されます。 例えば、左余白が 0 インチで、タブの設定が 0.5 インチの段落を左余白が 1 インチの Lotus Notes 文書に呼び出す場合、呼び出された段落の左余白は 1 インチ、タブの設定は 1.5 インチになります。
書き出し時には、すべての段落を調べて、文書の左余白がもっとも左にある段落の左余白に等しくなるように設定されます。
セクションの形式
セクションの区切りが改ページでもある場合は、改ページとして呼び出されます。 それ以外の場合は、段落の区切りとして呼び出されます。
段落の文字揃えと行間隔
Lotus Notes では、左寄せ、右寄せ、均等割り付け、中央揃えは正しく呼び出されます。行間隔はすべて、1 行、1.5 行、2 行のどれかに変換されます。
特殊文字
改行しない余白は通常の余白として呼び出されます。 さまざまなハイフンはダッシュとして呼び出されます。
ヘッダー、フッター、脚注
ヘッダーやフッターの情報は Lotus Notes のヘッダーやフッターには呼び出されません。 ヘッダーやフッターの文字列は、元の文書でヘッダーやフッターの制御コードがあった位置で文書の本文に挿入されます。 脚注の文字列は呼び出されません。
Lotus Notes が変換しない機能
Lotus Notes では、改訂マーク、スタイルシート、注釈、展開された文字列や圧縮された文字列、ブックマークは変換されません。
親トピック: 呼び出しと書き出し